どうして

どうして

どうして





あいつはなんで…




KISS




俺が国家錬金術師になって、1年が経っていた
旅から旅の生活にも、かなり慣れてきていた


後戻りなんかできない

帰る場所なんか必要ない


そんな風に思って、ああしたのに


どうして、あいつは…







東方司令部執務室
あいつの指定位置だ

ノックもせず、堂々と中に入る

「…ノックをしたまえよ、鋼の」
「いつものことだろ」

苦笑交じりに言い放たれる言葉に
俺は、憮然とした態度で返している

それが、いつものこと、だったのに


「報告書かね」
「あぁ、ほら」
「確かに。あぁ、そうだ…」


軽く俺の出した書類を眺めて、一度、執務机の上において
彼が立ち上がり、俺の目の前に近づいてきている事に気づいたのは
何の気なしに視線を合わせてしまった時だった


「おかえり、鋼の」


その言葉と同時に振ってきたのは、頬への、口付けだった





……え。




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管理人言い訳コーナー

始めまして皆様、文月浩加、と申します
初書きロイエドは、ロイエド1年間で、くっつくまでをえがいてみましょうという感じです
SS、というよりはSSSですね…。

まだ、ロイエド、というよりはロイ→エドな気分
あえて、ロイさんでさえ、無意識で(ここが重要です)