翌日。


まず、書類整理を終えて、一度零番隊隊舎に向かう
昼にここにくるのは、もはや日課である。

隊長ー!!!!」
「どうしたの?藍」
「本当なんですか?!恋人がお出来になられたって!」


隊舎に入って玄関のドアを閉めた瞬間飛び掛るような勢いでやってきたのは、前崎藍。
一応これでも四席を務めるものだ。
背丈は結成のころはいうほど変わらなかったが
この数ヶ月でしっかりとを抜き去ったらしい。


「……誰から聞いたの?藍」
「副隊長からです。」


はその言葉にどこから情報が流れたのか理解した。
あの二人はどうも、自分の情報をしっかりと流し合っているらしいのだ
(任務関連についてはしっかり口をつぐんでいるので見逃していたんだけど)


「…出来たわけじゃないよ」
「でも、好きな方は出来たんですよね?!」
「…………藍」
「俺達零番隊隊員は、隊長が幸せになっていただけたらそれでいいんです!
だから相手がすごく気になります!」


そういうことか…。
良く見ると、どうやら藍は代表での質問だったらしい。
何故か、秋都以外が全員そろっている。


「ですから…せめてお名前だけでも」
「まだ内緒」


えぇええええーーーー!!!という声が屋敷内に響き渡った。



そのころ檜佐木は、執務をある程度昼までに終わらせるために、書類にしっかりと取り掛かっていた。
そこに現れたのは十番隊三席の坂内だった。


「あ、どうしたんだ?」
「十番隊からの書類をお届けに」
「ご苦労さん。そこ、置いておいてくれ」
「はい」


なんだか自分を見定めているような視線を感じていた檜佐木は心当たりが一つだけ浮かんだが
まさか彼女にこいつがかかわってるわけがないと、脳内からすぐに消して
昼休みに向けてしっかりと執務をこなしていた。


実際その予感は当たりだったわけだが。


「…ふむ。まぁ、隊長をお任せするにはあれぐらいの年でないとな。
俺たちはあの方の幸せを祈ってるわけだし。」


そんな風なことを脳内で呟きながら十番隊にゆっくりと戻って行く秋都であった。









さて、昼休みがやってきました。
作ったお弁当の残りは、零番隊の常駐メンバーの二人のお昼ご飯になったそうです。


「えーっと…ここでいいのか?」


檜佐木は、いわれた場所であろう、楠の木の下に立っていた。


「はい、あってますよ」


すとんっ!と上から降りてきたに少しびっくりしながらもすぐに笑みを浮かべる
も内心バクバクの中、あらかじめ下においておいた包みを差し出した


「えと、お礼って言っても何なんですけど…お弁当、食べませんか?」
「…メシ?…いいのか?」
「はい!」

一瞬理解できなかったがすぐに、彼女自身が作ったものだと理解できた。
それよりもおれは…遠くからすごーーーーく向けられてきている多数の視線がきになるんだが。

「じゃあ、ここなら涼しいし、ここで食うか?」
「はい!そのつもりで敷物も持ってきてるんです!」
「用意周到だな」
「よくここで食べるんです。涼しいから」

が敷いた敷物の上に二人で腰掛けたと同時に周りからの視線が消えた感覚を檜佐木は感じていた。
実はがさりげなく視線に気付き全員に向けて、邪魔しないでオーラを送りつけたのだが。
もちろんそんなことはおくびにも出さず、重箱を開けて取皿とお箸を差し出す


「……えと…どうぞ!」


開かれた重箱には、一般的な料理に加え、少し最近の現世の料理らしきものも含まれている。
見た目だけでまずはずれということは無い、というのがわかる料理だ。


「いただきます」


しっかりと手を合わせ食べ始める修兵に不安半分、期待半分の視線を向けていると
味わって一瞬の間のあと、ぱくぱく食べ始める修兵がいた

「…うまい。」
「そうですか!?よかったー…」
「お前才能あるなー」
「単純に作るのが好きなんです」

嬉しそうに微笑むにドキュンと修兵が心を奪われたのはいうまでもない。



この昼食会は、お互いが気持ちを伝え合うまでずっと続けられることとなる。
ついでにいうとその後も、である。


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やっとここまで持ってこれた!!!!!!!!

わぁいわぁい!
とりあえず兄’s(恋次・一角・弓親・日番谷)と姉’s(松本姉妹)は
好き好きモードの主人公をあたたかーく見守ります。
かといって恋路が上手く行かなかったからっていって修兵をむごい目にあわせたりはしませんから。


…問題は保護者’s(京楽・浮竹・卯ノ花・狛村・山本総隊長)と
零番隊副官・副官補佐コンビ(秋都・天駆)ですが。