「これは、はい、次何しましょうか、っていう感じじゃないねぇ…」
「…ごめん、お兄ちゃん」
「調子に乗りすぎだよ、。君しかも本気でやってないだろう」
京楽のその発言に『うそだろ?』という雰囲気が全員に現れている。
実は『瞬神』夜一と鬼事で渡り合えるほどの腕前だったりする。
零番隊メンバーの全員をしっかりと必死になるまで鬼事をさせた上で
まだ、息一つ上がっていないのだ。
「それじゃあ久しぶりにボクとやろうか、」
「はい、お願いします」
「こちらこそ。ルールはいつもと一緒で?」
「…もちろん」
その言葉と同時に、京楽の姿が消えたのが、零番隊隊員の瞳に移った。
同時に、自分たちの隊長もである。
「これ預かっといて」
「あぁ」
京楽隊長がいつも着ている女物の着物と、頭に被っている笠。
それがその言葉と同時に、浮竹の腕の中にあった。
「…あのー」
「あー……歩法だけなら、京楽より早いんだ、実際。もちろんそれも、お互いが限界までやったらわからないだろうけど。
だから、京楽も本気だってことだ」
「やっぱりすごいんですねぇ…隊長って」
全員が楽しそうに動き回っている二人を眺めていた
どうやら、目で追う事は全員出来てはいるらしい。
さっきの荒療治も効いているのだろう。
「…そろそろ終わりか」
「…え?」
「ほら」
「…また同じ結果か」
その言葉と同時に、京楽との姿があった。
京楽の首元にはの手があり、の首元にも京楽の手があった。
一歩間違えば、命を取れる場所だ。
二人が少しだけ息を上げた状態で戻ってくる。
「はー。結局この結果かー。」
「…まったく、おぬしはどこまでつよくなるのだ、よ。」
「左陣さんはあたしに甘すぎなんです。」
全員がばっと二人を見る。
秋都(甘すぎなんです?っていうのはまさか既に一回勝ってるってことですか)
羽美(そりゃ、まぁ、親子の情を抜きにしてもそれはちょっと…どうなんだろう)
深弥(しかもあの人って俺にとっては尊敬の意にある人なんですけど…)
全員『隊長ってやっぱりすごいんだな。』
そんな感じの言葉が掛け持ち隊員の脳内を支配していた。
「さて…と今日はこれからどうしようかー。とりあえずもうすぐ昼なんだけど」
「…あ、ホントだねぇ。ご飯食べないと」
「じゃあ、お昼作ろうかなー。みんな手伝ってくれる?」
「はーい」
全員が昼ごはん、という言葉に反応してについていった。
現金な奴らである。
「…やっぱり強いね」
「まず自覚することがたいせつなんだろうなぁ」
『主は時間かかると思うが』
いつの間にか現れていた、どこか貴族というか、王族というか、という雰囲気を持つ者たち。
「…君たちは、彼らの斬魄刀かい?」
『そうだ。俺は前崎藍の斬魄刀だ。』
ひときわ力が強そうに感じる水色の長髪と深い蒼の目の姿をもつ者が自己紹介してきた。
他の奴らは自己紹介するつもりはないらしい。
「…人それぞれだからねぇ…」
「そうだな…」
『まぁ、そう気を重く持つんじゃないな。さっさと戻れ、お前ら』
「…あ、空翔くん」
『メシいらないのか?のメシ』
ぴくんっ!と全員の表情が変わったのがわかる。
実は、の得意技は俗にいう家事といわれるものすべてなのだ。
「…いくか」
「そうだな」
三人が顔を見合わせて出て行ったと同時に、斬魄刀たちも姿を消した。
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容姿に対する説明は全部設定にUPしました。