過去編小話 =緋衣=
狛村とがたずねてきた。
「に珍しい酒を手に入れた、と見せたら銘柄を眺めた後、みんなで飲みたい!といったのだ」
とかいいながら、少し大きいひょうたんを見せた。
銘柄は緋衣。
その銘柄を見たとたん、酒好きのわが恋人が目を輝かせた
「緋衣じゃないか!ほんとうにめずらしいものを手に入れたねぇ、狛村」
「…ほう、しっているのか、春水」
「珍しいんだよ。三年か四年に一回しか出荷されないお酒なんだ」
「そうらしい。つい先日任務で行った先でふと気になったので、頼んでみたのだ」
「ずるいなぁ、狛村。まぁ、ご相伴に預かれるようだからよしとしよう。も飲むのかい?」
「当たり前じゃん!」
は、今まで静かにしていたが自分の話題になったのがわかると、笑顔を向けてきた。
この頃俺の体の調子が芳しくなかったのをしっているので、あまりたずねてきてはくれていなかったが
ここ一週間調子がよかったのだ。
俺は杯を6つ持ってきて、差し出した。
「じゃあ、乾杯しようか。」
「うむ」
全員で杯を上げ、乾杯、と言い合った。
全員がそれぞれ口に含み、味に舌鼓を打っているとがふと、何かを思い出したようにいった。
「あのね、緋衣草、っていう花があるんだって」
「このお酒と同じ名前なのか」
「うん。それでね、緋衣草の花言葉がね、家族愛、っていうの」
「家族愛…か」
「そう!だからみんなで飲みたかったんだ」
そういって再びお酒を飲み下すに、俺たち5人は顔を見合わせ苦笑を浮かべた。
には叶わないな、一生。
だがその数十年後、が霊術院の試験を受けることになることなど俺と春水は予想もしていなかった。
そして、この6人のうちの2人の姿が、このソウルソサエティでみれなくなってしまうことも。
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これが、ひとつの大きなネタなんです。最終話でも明かされていますけどね。
日記でも予告していますが…。
原作沿いを書くつもりなので、浦原隊長と夜一さんは、現世に行きます。
拍手ありがとうございました!つたないサイトですが、これからもどうぞよろしくお願いします!