「ああああ!サドが足りない!!」
お昼休みのことだった
いつもの仲良しグループで机をくっつけて弁当をわいわい食べているときに
突然がフォークに刺した卵焼きをプルプルさせながらガタンと立ち上がった
「どうしたの〜?」
織姫が口の周りにあんことパン屑をくっつけてポカンとを見る
「なんですって〜?サドが足りないですって〜?
アンタの周りにはこんなにサドっ子がいっぱいいるじゃな〜いv」
隣に座っていた千鶴がどうどうとプルプルするの胸をつっついた
「ちっがぁ〜う!!アタシが言ってるのはそのサドじゃなくって、茶渡!!泰虎!!
っていうか千鶴!さりげに人の胸触るんじゃないっ!」
「ええ〜、だって気持ちいいんだも〜んvのム・ネv」
「さ〜わ〜る〜な〜!」
このところ茶渡が学校に来ていない
織姫の話によれば 五日前 織姫と茶渡は同じ事故現場に出くわして
茶渡は腕を吊っている織姫よりもひどい怪我をしていたらしい
元より頑丈な茶渡が学校にも来れないほどの大怪我など俄かに信じられなかったが
事実この五日間 茶渡は欠席していた
心配で心配で家に様子を見に行こうかとも思ったが
弱っているところを見られたくないんじゃないかと思うと足は重くなる
結局イライラしながら待つしかなかった
は茶渡とくっついているのが好きだった
あの大きな体に寄りかかっているだけでなんとなく安心するのだ
だから時間の許す限りは茶渡のそばにいる
茶渡もそんなの行動はいつものことと特に咎めることもない
いつだったか たつきが
「アンタたちってケータイと充電器みたいだよね〜」とを揶揄した
つきあってるのか?と聞かれると そこは曖昧である
一緒にいるけれどもどちらからも「好きだ」とか「付き合おう」とか言った事は無い
元々茶渡は口数が少ないし も必要以上には喋らない方だ
だけどそんな二人はだからこそあまり言葉を交わさなくても普通でいられる
「…あ、茶渡くん来たよ?…屋上かな?」
不意に織姫が天井を見ながら呟く
織姫は窓に背を向けて座っているので外の様子は見ていない
何故わかるのかと問えば「ん〜?なんとなく?」と暢気に返ってきた
「屋上ね!」
「ちょっと、!まだお弁当残ってる…」
「織姫にあげる!」
「え?わぁいvいいの〜?いただきまぁ〜す!」
千鶴がとお弁当を交互に見て慌てて言ったけれど
はオリヒメアリガトと叫んで卵焼きの刺さったフォークを放り出して教室を駆け出た
タンタンタンタンタン!!
屋上へ続く階段を駆け上がる
「…っ…はぁっ!」
最後の一段を弾みをつけて上がると開け放されている扉の向こうに
フェンスによりかかっている日焼けした大きな体を見つけた
「泰虎っ!」
呼びながら傍らに立つと いつもは上から見下ろす茶渡の顔が
今は下にあってなんだか変な感じだった
「」
久しぶりに会う顔はどこかちょっと違う感じがした
たった五日なのに 5年ぶりくらいに会う人のような…
「やっと出てきたと思ったら教室にも来ないで何やってんの?」
「…空を、見てた」
「空?」
は茶渡の隣に座り込むと同じように空を見上げた
雲ひとつ無い快晴だ
青く高く抜けるような空
「空ねぇ…」
言いながらコテンと茶渡の左腕に寄りかかる
右腕と頬からぬくもりが伝わってきてはやっとホッとしたように感じた
「ム…」
茶渡の右手が制服の上着をに掛ける
快晴で降り注ぐ陽光は暖かいが 時折体を撫でる風は冷たい
の体は茶渡の大きな上着の中にすっぽりと収まった
「…怪我、してたんだって?」
ポツリと聞く
「…もう大丈夫だ」
ポツリと返す
「そっか」
だったらもうそれ以上聞くことは無かった
大丈夫だといってここにいるからそれでいい
「泰虎の顔みたら…眠くなった」
「ム…」
茶渡が少し体を動かして左腕をの肩に回す
心臓の音がの右耳に伝わってきた
その音が聞こえるたびにのバッテリーのゲージが少しずつ上がる
満たされる
あなたはあたしのアダプター
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親愛なる浩加様へv
いつもお世話になっております!HTMLなどでわからないとことか
丁寧に教えてくださってもう頭上がりませんです。
日頃とてもお世話になっているのでせめてものお礼になればと思って
押し付けさせていただくので観念して持ち帰ってくださいねv
ちなみに初チャドですvえへv
20061113 北條ユキ
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というわけで、ユキちゃんから、恐れ多いお言葉と共にいただきましたチャド夢!
この頃おいらも充電が足りなくて、辛いです。
そのときに助けてもらってるコアメンなので、おいらも頭が上がりませんが…。
これからもどうぞよろしくです。
2006.11.14