抱き心地(日番谷Ver.)
ここは間違いなく、十番隊隊主室である。
目の前の光景を信じられなくてもそれはまごうことなく事実なのである
「………てめぇ、いい加減にしろ」
「やだ。だってちょうどいいんだもん」
抱きしめているのは、十番隊三席。
抱きしめられているここの主である日番谷冬獅郎の恋人である。
額には相変わらず皺がよっているが、雰囲気が明るいのは、彼女がひざ立ちで後ろから抱き付いているからであろう。
ちなみに、現在はすでに昼休みに入っており、眠ってしまっていた乱菊を除きだれも残っていない。
乱菊もこの二人の関係はよく熟知しているのでなにもいわないのである。
「……まだ俺は仕事中だ」
「お昼ご飯食べてくれるなら離す」
「………………」
そう、実はこれもいつもの光景なのである。
ほおっておいたら休憩も取らずに仕事をしながら食事を済ませてしまう日番谷を
無理やりにでも食事に連れ出して休憩を取らせるのが、の役目なのだ。
「…………わかった」
「よっし!今日もあそこいこうよ!」
「……上か?」
「そうそう。天気いいから、あったかいよー」
やっと筆をおいた日番谷を見て腕を離して立ち上がった
立ち上がって出て行く二人を見送った乱菊も、食事に出ていった。
日番谷が、いつもああやって仕事を続けているのは、ああやって抱きしめに来てくれるのを待っているのである
そのことは本人だけが知っていることである。
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えー、初の日番谷夢です!
あたしほんとに人肌大好きなんですよ!(待て)
日番谷さん絶対いい感じですよ。もう、むぎゅううう!ってしたくなります。
脱稿・掲載 4月2日。